2014年5月21日水曜日

ゆうみ先生とは


 こんにちは。昨日の雨で、空気や木々がしっとりしてます。それもいいですね。


さて、今回もsanacoに続きパフォーマンスに出演して頂く俳優・ゆうみ先生(広田ゆうみさん)に

ついて私の目線でつらつらと。

私はゆうみ先生とお会いしてまだ1年ちょっと。

ゆうみ先生の朗読を聞いた時の衝撃は忘れられないモノとして私の記憶に在ります。

おそらく私は「言葉」と「物語」というものをナメていたし、グイグイ物語の世界へ引き込んでいく

ゆうみ先生にオソロしささえ感じました。それは私にとって「畏れ」の感覚です。

その世界へ連れて行ってもらい、私の脳内のイメージによりその世界を体感する。

そこに行く手段があったのか、とショックでさえありました。

ゆうみ先生の朗読公演はこの間19回目を迎えられたそうです。。!!!!!

ただ好きだからという理由では貫けない核となる信念のようなモノを感じ、その強さや姿勢に

惹かれたのだと思います。あやかりたい、なんて思ってみましたが、ゆうみ先生を知る程に
 
「あ、無理だわ」と諦めを知る事になっています、現在。

今回、出演をお願いしたのは、ゆうみ先生に私の無意識によるイメージをゆうみ先生の視点で

紐解いて欲しい!一緒に潜って下さい!という想いから。

で、蓋を開けてみると、手掛かりなさすぎ、潜るに潜れない!そもそも全く意味がわからん!!

という1か月半でした。(出演者一同、そして私も)

そんな中でも、やはりゆうみ先生。私にもわかる言葉で、グイグイ皮を剥いで下さる。

sanacoが右脳なら、ゆうみ先生は左脳。無意識を意識化していく道しるべを与えてくださる。

いつもまぶしいです!ゆうみ先生。

ゆうみ先生は私に「在る」モノを感じさせてくれる方です。

「溺れててどうする。そのモノに潜るのだ」と台詞調にして、ゆうみ先生をちらつかせながら

言い聞かせているうちに、パフォーマンスの当日を迎えることになりそうです。

  
  以下、ゆうみ先生のプロフィールと直近の公演情報です。



                                           おーしま


 
 広田ゆうみ

俳優。2006年までユニット〈小さなもうひとつの場所〉にて別役実作品を多数上演。現在、演出家 山口浩章、俳優 二口大学とのユニット〈このしたやみ〉に参加するほか、自らの企画で二口大学と別役実作品に取り組み、〈広田ゆうみ朗読の会〉として朗読公演も行う。また、近年は落語にも取り組むなど、様々な舞台に出演している。同志社大学学生支援プログラム講師、大学コンソーシアム京都・龍谷大学客員講師、京都若者サポートステーション就労支援事業講師等。朗読劇サークル「読書会」ナビゲーター。ワークショップデザイナー(大阪大学第一期)。
*このしたやみ→http://konoshitayami.sensyuuraku.com


 *公演情報*
 

このしたやみ 京都→静岡 

「紙風船」  岸田國士 作

演出  山口浩章
出演  二口大学 広田ゆうみ

岸田國士の名作「紙風船」を、京都は松原京極商店街の小さな町家と、
静岡は劇団渡辺のアトリエみるめにて上演いたします。
わかりあえない、でも離れられない。そんな夫婦の関係を描いた、今なお色褪せない作品です。

YM町家舞台 こけら落とし公演
日時  2014年5月30日(金)19:30
          5月31日(土)19:30
場所  YM町家舞台(YMカルチャースクール)→地図
料金  前売/当日とも2000円
予約・問合せ  ymcultureschool@gmail.com / 075-811-0682
                             (YMカルチャースクール)
          roudokufh@yahoo.co.jp / 090-3039-9894(二口)

詳しくは   →YMカルチャースクール
        →チラシ

ほおずき堂企画
このしたやみ 「紙風船」岸田國士 作
劇団渡辺 「班女」~「近代能楽集」より 三島由紀夫 作


日時  2014年6月6日(金)19:30
          6月7日(土)14:00/17:00
場所  アトリエみるめ→地図
料金  前売 一般 2000円/大学生以下 1000円
     当日 一般 2500円/大学生以下 1500円

予約・問合せ  kamifusenhanjo@gmail.com /
          054-289-1161(アトリエみるめ) 090-9359-3816(荒井)

詳しくは   →Facebook『紙風船』/『班女』公演ページ
        →チラシ 


*私は、このしたやみさんのお芝居の「間」が好きです。自らに潜む「魔」をもくすぐられます。
 まだご覧になられた事がない方は、一度その空気を味わいに行かれる事をお勧めします。

  

  


  

  
 
  
  

  
 
  
  

  



  

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