こんばんは。あと少しで5月も終わりですね。早い早い!
ちょうど1カ月後の6月28・29日がパフォーマンス本番です。6.28はτの日!
さて、今日はお能の稽古指導をして頂いている、能楽師シテ方観世流の美樹先生(松井美樹さん)
について、つらつらと。
美樹先生とは共通の友人を介してお会いしました。
初めてお会いした時、お能の本質についてお話して下さり、美樹先生のこれまでを伺いました。
その時のショックはため息と深呼吸が合わさったような深いものでした。
何に対するショックか、それは美樹先生のその道に対する「覚悟」です。
現在に至るまで、「聞くも涙、語るも涙」の日々だったのだろうと勝手に想像し、
その日々に耐え忍んでこられた姿に勝手に涙し、訳のわからない感動を覚え、ため息をつく。
美樹先生の深い優しさに触れる度に、私の頭の中で回想VTRが自動再生されています。
私はお能を全く知りません。知識といえば美樹先生を通して知るお能の世界のみです。
稽古中、笑いと笑顔で優しく指導して下さる姿と、美樹先生のお能に対する姿勢と精神性に対して
尊敬の念が湧いてしょうがありません。かっこえーです!深いです!
今まで「なんとなく」のイメージに対して、思いこみと勢いというガソリンを注ぎ、見切り発車で
つっこんできた私にとって、美樹先生は「明けの明星」のような存在です。
なぜお能を必要としたのかは、パフォーマンスにお立会い頂き、皆さんの視点で感じとって
頂きたく思います。
おーしま
以下、美樹先生のプロフィールです。
松井美樹
観世流シテ方準職分。昭和44年生。
大学時代に能に出合い、
11年独立を許され、
13年独立披露能にて石橋、22年乱を披く。
現在京都、奈良を中心に活動中。
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