2014年5月22日木曜日

松本信一とは

  

こんばんは。今夜はひんやりを通り越して、寒いですね。

今回はゆうみ先生に続き、俳優・松本信一君についてぺらぺらと。

彼とは2010年に企画したダンスパフォーマンスの際に初めて会い、舞台監督として

関わって頂きました。俳優である彼がなぜ舞台監督に!というのはさておき。

すごく頑張ってくれました。大変だったと思います。

それ以後、何か企画するごとに裏方として、私にこき使われ、振り回され、散々な目にあっている

松本信一君。グダグダな私にキレることなく(煮えくり返ってるかもしれない)、態度に出さない。

いつも腹の中ではどう思っているのだろう・・・と思いながらも、常に現場でテンパっている

私にそれを察する余裕などなく、毎度な感じでやり過ごしてきました。

そして今回、裏方ではなく、出演をお願いしたのは、いい人で調子が良く、適当な彼の裏に

見え隠れする影の存在が必要だったから。いや、影など存在しないかもしれない。

けれど、普段のほうが、芝居している時より芝居がかっている、アレは何なんだ!!!という

疑問がつきまとい、次第に苛立ちに変わり、何ならバカにされているような気分になってしまう。

それは私のメンタリティの問題ですが、しかしです。何か伝えようとすればするほど

全部自分に返ってくる。鎧なのか、鏡なのか。本当にただのいい人なのか。。

暴いてやろう、なんて思いません。とっくに諦めました。ただ浮いてくるのを待つのみです。

二人のベテラン舞台人に囲まれ、見守られながら無邪気な様子での稽古は微笑ましく、

時に痛々しい。曖昧に揺れ動く中でそのモノとなる瞬間を見逃さないよう、これから

私の目つきだけがやばくなっていくのだと思います。まだまだこれから。

以下、松本信一プロフィールです。


                                                  おーしま



松本信一

 1982年12月8日生まれ。三重県出身。
中京大学在学中に演劇部に入部したのをきっかけに
演劇を始める。
2012年に劇団 遊劇体代表のキタモトマサヤ氏の
演出を受けたのを期に翌年、劇団 遊劇体の研究生として入団する。最近では演劇の傍ら 「S一亭ちょろ松 」の
名前で落語をLIVEハウスや寄席で行うなどもしている。
好きな落語家は立川談志、柳家喬太郎。

 












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