こんばんは。今夜はひんやりを通り越して、寒いですね。
今回はゆうみ先生に続き、俳優・松本信一君についてぺらぺらと。
彼とは2010年に企画したダンスパフォーマンスの際に初めて会い、舞台監督として
関わって頂きました。俳優である彼がなぜ舞台監督に!というのはさておき。
すごく頑張ってくれました。大変だったと思います。
それ以後、何か企画するごとに裏方として、私にこき使われ、振り回され、散々な目にあっている
松本信一君。グダグダな私にキレることなく(煮えくり返ってるかもしれない)、態度に出さない。
いつも腹の中ではどう思っているのだろう・・・と思いながらも、常に現場でテンパっている
私にそれを察する余裕などなく、毎度な感じでやり過ごしてきました。
そして今回、裏方ではなく、出演をお願いしたのは、いい人で調子が良く、適当な彼の裏に
見え隠れする影の存在が必要だったから。いや、影など存在しないかもしれない。
けれど、普段のほうが、芝居している時より芝居がかっている、アレは何なんだ!!!という
疑問がつきまとい、次第に苛立ちに変わり、何ならバカにされているような気分になってしまう。
それは私のメンタリティの問題ですが、しかしです。何か伝えようとすればするほど
全部自分に返ってくる。鎧なのか、鏡なのか。本当にただのいい人なのか。。
暴いてやろう、なんて思いません。とっくに諦めました。ただ浮いてくるのを待つのみです。
二人のベテラン舞台人に囲まれ、見守られながら無邪気な様子での稽古は微笑ましく、
時に痛々しい。曖昧に揺れ動く中でそのモノとなる瞬間を見逃さないよう、これから
私の目つきだけがやばくなっていくのだと思います。まだまだこれから。
以下、松本信一プロフィールです。
おーしま
松本信一
1982年12月8日生まれ。三重県出身。
演劇を始める。
演出を受けたのを期に翌年、劇団 遊劇体の研究生として入団する。最近では演劇の傍ら 「S一亭ちょろ松 」の
名前で落語をLIVEハウスや寄席で行うなどもしている。
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